いよいよセーターの最後の作業です。身頃の袖ぐりに、袖を付けていきます。この作業は「引き抜き閉じ」と言います。別鎖を作った時と同じように、かぎ針を使います。
まず身頃部分を裏返して、「ウラ表」にします。そして身頃の裾から内側に袖を入れます。袖部分は表側のままです。
そして身頃と袖の肩先部分と脇下部分を合わせて、それぞれを閉じ針で止めておきます。閉じ針で止める時は、動画にあるように一旦針を刺してから、更にもう1回刺して止めます。こうしておかないとすぐに閉じ針が外れてしまいます。
それらの中間部分も、まち針で止めておきます。更に細かく止めてもかまいません。
この作業もベストの袖ぐりの時と同じように、脇下から始めます。別糸を用意して、袖と身頃それぞれにかぎ針で糸を通して閉じていきます。
かぎ針を入れる部分は、それぞれの端の目と隣の目との間の渡り糸の部分になります。
衿ぐりやベストのための袖ぐりの時にはその後に1目ゴム編みをしていくためにバランス良く(時には目を飛ばして)拾っていきましたが、袖を付ける時にはなるべく目を飛ばさないように細かく閉じていきます。ここは目を拾う時と異なります。
① まず脇下の身頃側の渡り糸のところにかぎ針を刺し入れて、袖部分の渡り糸のところにも同じようにかぎ針を刺し入れます。
② そして別糸を掛けて、
③ 別糸を引き抜きます。
この後は同じ作業が続く事になります。
④ 隣の段の身頃側の渡り糸のところにかぎ針を刺し入れて、袖部分の渡り糸のところにも同じようにかぎ針を刺し入れて、別糸を掛けて、引き抜きます。
⑤ そしてその目に最初に引き抜いた目をかぶせます。
この後は同じように「刺し入れて、刺し入れて、掛けて引き抜いて、かぶせる」をぐるりと一周続けます。
全て終わったら最後の目に糸を通して、糸しまつできる程度に糸を切ります。そしてこれまでに残っている糸を全て糸しまつします。これでセーターは出来上がりです!お疲れ様でした。
この後は自分サイズの計り方や、自分サイズの編み図の作り方についてご説明させていただきます。ここまで「なんでこういう作業をするんだろ?」と思われる部分も多々あったかと思いますが、そうした疑問は編み図の作り方等の部分でご理解いただけるのではないかと思います。