ここからは測った自分のサイズを元にして、自分のボディーサイズの図面を作ります。これ以降のおおまかな手順としては、まず自分のボディーサイズの図面を作ります。そしてそれに基づいて、セーター用のデザイン図を作ります。最後にそのデザイン図を編み図に落としていく、という作業となります。これ以降では全て私のサイズでご説明させていただきます。
ヴォーグ社の本では「ボディ原型の図面」という表現ですが、ここでは簡単に「自分サイズの図面」とさせていただきます。
ここからの作業には、ヴォーグ社で販売されている「デザインノート」をお使いください。これは2.5mm四方の方眼紙(1/4スケール)となっているので、実寸を落としても図面が巨大にならず、製図に非常に便利です。税込み550円で、A4版48ページとなっています。手芸用品店でも販売されていますが、この前新宿のオカダヤさんに行った時には売っていませんでした。ネットでも購入可能です。
もちろん普通サイズの方眼紙でも同じ事はできますが、普通サイズだとA4版のサイズで全体を描く事はできません。作業のやり易さを考えると、メモリーシート共々必須のアイテムです。
セーター等は基本左右対称なので、半分の幅で図面を作るのが基本のようです。確かにその方が描く作業は早くできていいなと思いました。
なお以下の寸法は、全て「19. 自分サイズの測り方」の一覧に記載しました私のサイズ(自分サイズ)を例としております。
① 着丈(FS-H=首の後ろのグリグリ(FS)から腰囲(W)まで)の長さ66cmを図面に落とします。

② 背丈線の一番上から、右方向に首回り(N)の1/6の長さ7cm(41cm÷6=6.83cm)の横線を描きます。

③ ②の線の右端から、定数値である「後ろ衿下がり」分の1.5cm上がネックポイント(NP)となります。

④ ネックポイント(NP)と②の線を、なだらかなカーブで結びます。

⑤ 背丈線の上から2.5cm下(=NP点から4cm下=定数値である「肩下がり」の高さになります)のところで、背肩幅(SP-SP)の1/2分の長さ21cm(42cm÷2=21cm)の横線を描きます。この横線の右端が、ショルダーポイント(SP:肩先)となります。

⑥ ネックポイント(NP)とショルダーポイント(SP)を斜線で結びます。

⑦ ショルダーポイント(SP)からアームホール(AH)の1/2の長さ22cm(44cm÷2=22cm)の線を下におろします。

⑧ 上記⑦のSP-AH線の下端を通って、着丈線に直角になるように胸囲(B)の1/4の長さ23cm(92cm÷4=23cm)線を引きます。これがB幅線という事になります。B線幅の右端をA点とします。

⑨ 着丈線の上から背丈(FS-W)分下の45cmの所で、右方向に胴囲(W)の1/4の長さ19cm(77cm÷4=19.25cm)の線を描きます。これがW幅線という事になります。W線幅の右端をB点とすします。

⑩ 着丈線の一番下から右方向に腰囲(H)の1/4の長さ22cm(88cm÷4=22cm)線を描きます。これがH幅線という事になります。W線幅の右端をC点とします。

⑪ A・B・Cの各点を結び、B幅線とAHの長さ線との交点をD点とします。

これで私のボディーサイズでの図面が出来ました。この後はこの図面を元にして、セーター用のデザイン図を作ります。