それでは最後に袖部分の編み図を描きます。袖は袖山カーブが始まるまで規則的に両側で目数を増やし、その後は左右で目数を徐々に減らしていくだけですので、身頃よりも簡単です。
① 袖先の編み図を描く
まず袖先の編み図を描きます。袖先幅は片側13.5cmですので、広げるとその倍の27cmとなります。

この目数をゲージから算出し、30目(27cm×10.7÷10=28.89≒30目)となります。
段数は、身頃の1目ゴム編み部分の段数と合わせて10段とします。

② 袖山カーブまでのガイド線を描く
袖の広がる部分は、48段の中で8目規則的に増えていく事になりますので、袖の中心部分と右端部分に48段分のガイド線と、袖幅線のところに8目分のガイド線を描いておきます。

③ 規則的に目を増やす
手書きした袖の部分的な編み図を見ながら、ガイド線に合わせて6段毎に5回、4段毎に3回の増やし目をして袖部分を描いていきます。

④ 逆側も同じように描く
袖の部分は完全な左右対称ですので、左右対称となるように描いていきます。

⑤ 袖山カーブのガイド線を描く 1
袖山カーブの部分は幅が23目、高さが20段でしたので、そのガイド線を描きます。

⑥ 袖山カーブを描く 1
手描きした袖山カーブの部分的な編み図を見ながら、向かって右側の袖山カーブを描きます。分かりやすいように、併せて袖山カーブ部分を拡大した図を挙げておきます。


⑦ 袖山カーブのガイド線を描く 2
逆側にも、左右対称となるガイド線を描きます。

⑧ 袖山カーブを描く 2
同じように、手描きした袖山カーブの部分的な編み図を見ながら、逆側の袖山カーブを描きます。向かって右側部分と同じく分かりやすいように、併せて袖山カーブ部分を拡大した図を挙げておきます。


⑨ 閉じシロを加える
袖は閉じて筒状にしますので、そのための閉じシロを左右に1目分ずつ加えます。

⑩ 袖全体の編み図
これで袖の編み図が出来上がりました。

袖全体のメモリーシート
袖全体のメモリーシートはこのようになります。

48段目までは規則的に両側で1目ずつ増やしていき、その先は徐々に左右で目を減らしていきます。単に増減があるだけなので、後ろ身頃や前見頃より単純で、実際に編む時には私はメモリーシートしか見ておりません。