ここからは後ろ身頃の全体図の「5」の部分になります。向かって右側部分の作業となるメモリーシートの青字部分は消しておきます。ここまで休めておいた針と別針を使って編む事になります。

左側37段目
この後の動画の冒頭では、テロップでは「ここからは、向かって左側を編んでいきます」となっていますが、音声では「ここからは向かって右側を編んでいきます。」と言っています。これは「向かって左側」の言い間違いです。申し訳ありません。


メモリーシートの37段目のところには「20目伏せ」とメモ書きをしてあります。これは休めておいた34目のうち、最初の20目を伏せるという意味です。ここは衿ぐりの首の後ろの部分になります。
なおここからは向かって左側だけの作業になりますので、向かって右側での作業になるメモリーシートの青字部分は消しておきます。
この後の作業をやり易くするために、左針の最後から13目めにマーカーを付けておきます。こうすればこの後目を伏せていった時に、マーカーを付けた目の手前まで伏せたら左針に13目残って右針に1目残る事になるので、20目伏せ終わった事が確認できます(左針に残っていた34目―伏せた20目=14目(左針に残った13目+右針の1目))。
伏せ目は右針に残らないので、何目伏せたかが分かりにくくなります。2~3目程度の伏せ目なら簡単に数えられますが、20目となると途中で分からなくなってしまいます(私はいつも分からなくなります)。なので編み過ぎや編み残しがないように、こうしてマーカーを付けています。
別糸を用意して、右側の左端の上から3段下の目から拾い目をします。そして「編んで・伏せて」を繰り返します。
この段を編み始める前に付けたマーカーの目の手前まで伏せたらマーカーを外して、この段で3目残るように、もう3目表編みをします。これで35段目までで残した7目と合わせて、10目左針に残る事になります。
左側38段目


37段目を編み終わったらひっくり返して、マーカーを掛けてから、すべり目をします。そしてすべり目を含めて4目ウラ編みをします。
左側39段目(段消し)
この動画のご冒頭でも「向かって左側の~」と言っていますが、テロップの通り「向かって右側」の言い間違いです。申し訳ありません。
またこの動画ではフレームアウトが多く、ちょっと見ずらいかと思います。こちらにつきましても申し訳ありません。前見頃の向かって左側の段消しも作業自体は全く同じで、こちらの方ではフレームアウトしないように気を付けて撮影しておりますので、そちらの動画も併せて挙げておきます。





ここからは向かって左側での段消しになります。
① まずひっくり返して最初の2目を、取って・編んで・かぶせる2目一度とします。そしてもう2目表編みします。
② マーカーを引き上げて左針に掛けて、単純な表編みの2目一度をします。そしてもう2目表編みをします。
③ またマーカーを引き上げて左針に掛けて、単純な表編みの2目一度をします。そしてもう2目表編みをします。
④ またマーカーを引き上げて左針に掛けて、単純な表編みの2目一度をします。そしてもう3目表編みをします。
これで向かって左側でも段消しが終わりました。右側と同じように、ここで残っている13目をほつれ止めに移して休ませておきます。そして糸しまつできるぐらいに糸を切って、最後の目に通しておきます。
これで後ろ身頃は完成です。お疲れ様でした。
ところで向かって右側で段消しをした時には、マーカーを引き上げた時に目の向きを直しました。でも向かって左側では単に引き上げただけで目の向きは直しませんでした。
これは私のクセなのかもしれませんが、ウラ編みの時にマーカーを引き上げやすいように引き上げると、目の向きが逆になって左針に掛かってしまいます。表編みの時にマーカーを引き上げやすいように引き上げると、目の向きは正しいままで左針に掛かります。そのため向かって左側では引き上げた目の向きを直していません。ご参考まで。
編んだままだとクルクル巻いた感じになって閉じにくいので、まち針で止めてスチームをかけておく事をお勧めします。閉じについては、別途ご説明します。
スチームをかけた後はしばらくそのまま置いておくと、全体の形が安定します。スチームをかける時は、生地の糸がつぶれないように、絶対にアイロンを生地に押し付けないようにしてください。生地より少し浮かせてスチームをあてれば生地の糸はつぶれません。まあスチームをかけなくてもすこし閉じにくいだけなので、スチームをかける事を忘れても問題はありません。
肩下がりの32段目から右側の38段目までの一連の動画も参考までにアップしておきます。