私はあまり出かけないのですが、たまには出かけて美味しいと思うものに出会う事もあるので、レシピとは別にブログに残しておこうと思います。
私の母は愛知県稲沢市が本籍地で、子供の頃からよく愛知県には行っていました。久しぶりに名古屋に行く用事ができたので、名古屋の新幹線上りホームにある立ち食いのきしめんを食べてきました。
子供の頃から母親の実家に行った時に時々きしめんは食べてはいましたが、私的にはこの名古屋の新幹線上りホームの立ち食いきしめんが一番美味しいと思っているので、この時も東京から名古屋に行ってわざわざ上りホームに行って並びました。

この時はお盆の時期という事もあり、朝9時前でしたが行列ができるほど込んでいました。

メニューは豊富でしたが、やはり昔を思い出してシンプルなきしめん(420円)にしました。お店に入ってから回りを見回しても、このシンプルなきしめんを注文する人が多かった印象です。

東京の立ち食いの「かけ」系とは異なり、小さなお揚げとたっぷりのネギと削り節が乗っていました。
麺は結構コシがあってツルツルしており、コシのある讃岐うどんとヤワヤワの博多うどんの中間より讃岐うどんに近い感じかなと思います。この削り節が非常に利いていて、ツルツル麺と一緒に食べるとじわっとかつお節風味が広がって美味しいです。
そういえば私のいなかのお雑煮って、必ず削り節が乗っていました。たっぷり乗った削り節は名古屋の味なんだなと思いました。きしめんやお雑煮に乗っている削り節は付け添えなどではなく、むしろ必須の「具」だというぐらいに私は思っております。
ところでこのお店を運営している会社(ジャパン・トラベル・サービス)って、本社は東京なんですね。ブログに載せる事をお願いしようと思って調べたら、本社の所在地が高円寺だったのでびっくりしました。
ご連絡したところ快くブログに載せる事をご承諾いただきましたが、ブログやYouTubeに載せる事については特に取材許可は求めていないとの事でした。逆に「わざわざご連絡いただいてありがとうございます。いい感じで載せてくださいね。」と優しくと言われたので、恐縮してしまいました。ご承諾いただき、ありがとうございました。
調べてみるときしめんの起源については諸説があって定かとはなっていないようですが、三河地方(現在の愛知県刈谷市)の名物である平打ちの「芋川(いもかわ)うどん」がルーツとされるというのが有力説のようです。関東でも「ひもかわうどん」など平たいうどんはありますが、有力説である「いもかわうどん」が西(愛知)に伝わったものが「きしめん」となり、東(群馬県桐生市周辺)に伝わったものが「ひもかわ」へと進化したと言われているようです。
「ひもかわ」うどんは、「いもかわ」が訛って「ひもかわ」となった説が有力のようですが、農水省公表の「うちの郷土料理」によると、「きしめん」は中国のお菓子である「碁石麺(きしめん)」からきていると言われるとの事です。なぜ愛知では東のようにルーツが訛らなかったのかが不思議な気もします。
私にとってはなつかしいいなかの思い出の味なので、本社が東京なら東京でも食べられたらいいのにと思いました。「名古屋メシ」としてはマイナーな存在のようですが、もっとメジャーな存在になって欲しいと思っております。